元マニラ住人の青年のブログ

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

#ビルマ:政治犯70名、解放へ

Secretary Clinton meets Burmese President

ビルマ(ミャンマー)のテインセイン大統領が政治犯70名に恩赦を与える文書に署名をしたとのことです。先日テインセイン大統領は「全ての政治犯を解放する」と明言しており、その発言を実現した形になります。

元々政治はとして逮捕されていたのは、軍事政権に抗議活動をして逮捕された人々で、コメディアンとして有名なザーガナーもそのうちのひとりです。

ミャンマー政府当局者は23日、テイン・セイン大統領が政治犯約70人に恩赦を与える文書に署名したと明らかにした。AFP通信が伝えた。
同大統領は15日に訪問先のロンドンで、年内に全ての政治犯を釈放する意向を表明。ミャンマーでは100~200人の政治犯が収監中とみられていた。

そしてこの度民主化により政治犯を釈放する形になったのですが、「全て」の政治犯釈放までにはまだまだ時間が掛かることが予想されます。それはなぜでしょうか?

ビルマでは多くの活動家や表現活動をする人々が政治犯 / 政治囚として逮捕・拘禁されています。そういった人々は必ずしも「政治犯」として捉えられているわけではないのです。つまり別件逮捕により身柄を拘束されている人々も多く含まれています。

ところで、最近ではビルマといえば「民主化」という枕詞がつくようになりましたが、軍による人権侵害や表現活動の制限は完全にはなくなっていません。未だ民主国家と呼べるには程遠いでしょう。それにも関わらず国際社会はそういった人権侵害を無視して経済活動を始めようとしています。

経済活動を行うことは悪いことではありませんが、富を得ているのは都心部の一部のみで貧困層にまでは行き渡らず格差が拡大し続けているだけという指摘もあります。そこを注視しながら世界はビルマへの関わり方を考えていくべきでしょう。