元マニラ住人の青年のブログ

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

#東日本大震災 から丸3年、今ボク達にできることとは? #震災 #復興支援

鮎川浜

東日本大震災から3年が経ちました。

東北地方以外の場所ではすっかり報道も少なくなりましたが、現地では未だに震災の影響は続いています。

そこで今日は震災について考える共に、被災者の方々にどういった形で支援活動が行えるのかご紹介しようと思います。

上にのせた写真は宮城県石巻市にある牡鹿半島の先っぽ、鮎川浜の様子です。

いつ撮影したものだと思いますか?

実はこれ、12月下旬なんです。

鮎川浜は全国有数の捕鯨基地であることから「ホエールランド」というクジラ漁について学べる博物館があり、この船は展示されていた捕鯨船です。現在は周りの建物は殆どなくなり船だけが取り残されていますが、未だにこうした状態が現地では続いています。


一方で、こちらは女川。海岸付近の街はほぼ破壊され、駅舎も全て流された場所ですが、漁は始められています。

女川

かつては石巻線がここ女川までありましたが、女川駅は津波により全て流され、現在は跡地で工事が進んでいます。昔の地図で見ると女川駅はかなりの大きさだったようですが、凄まじい津波は全てを流してしまいました。

こちらの写真も女川にて。津波で倒された建物の残骸です。横にある慰霊碑には手を合わせに来る被災者の方々もいらっしゃいます。

女川

ここは牡鹿半島で、復旧工事が十分に進んでいない箇所は多くあります。メディアでは完成した場所ばかりが取り上げられますが、郊外にまで出ればこのように震災当時から大きく変わっていない所が大半です。

しかし、それよりもっと重要なのは被災者の方々の心です。

いくら建物が直っても、津波によって親類や友人を亡くされた方の哀しみは3年やそこらでは簡単に治るものではありません。私の知り合いの漁師さんは「震災は何年経っても関係ない」と言っていました。

私は東北に親類がいるわけでもなければ縁もなにもないのですが、彼等の声に耳を傾けていると本当に震災のもたらした哀しみの大きさが伺えます。だからといって何かを恨む訳にはいかない。それは自然だから、恨みようがないのです。

漁師さんに伺ってみると、また違う答えが帰ってきます。

漁師さんは海の恵を捕って生活している。でも津波には大きな被害を受けた。だからといって海を恨むことはしないそうです。

我々は「被災者」と一括りにして考えてしまいますが、それぞれの方ひとりひとりに物語があり、震災に対する思いがあるのです。

石ノ森萬画館

では、被災者ではないボク達にできることは何なのでしょうか?復興支援活動に関わるものとして、私なりの選択肢を簡単にいくつかご紹介しようと思います。

ただし、全て行う必要はないと思います。自分のできる範囲内で行うことが細く長く続ける秘訣です。


まずは、現地に関心を持つこと


これが一番大事です。

ニュースや新聞、YouTubeの動画を見るだけでもいいので、何としてでも現地の情報を得るような環境は作って頂きたいのです。

確かに震災から3年が経ちました。

しかし、復興はまだまだこれからです。建物やインフラは治ったとしても、心はそう簡単に治るものではありません。いわゆる被災者の方々の「ケア」と呼ばれるものです。

そうしたソフト面に対して粘り強く働きかけていくことが地域全体の復旧につながるものだと思います。

政府のNGOに対する補助金は震災後2年経ってから打ち切られてしまいました。それによって多くのボランティア団体は被災地から撤退してしまいました。


それはなぜか?


NGOのすることがソフト面中心であり、道路や橋梁建設といった「変化のわかりやすい」ハード面ではなかったからです。

政府はあくまで目に見える変化を望みます。それからすれば今のNGOがやっているような「心のケア」はソフト面ということになり、政府がわざわざ税金を注いでまですることではない、ということになってしまうのです。

しかしほんとうに重要なのは精神面であって、そこなくしては地域が立ち直ることはないのです。

立町

そして次に、現地に行くことです。


東北地方は関東からでさえバスであれば6時間以上は必ずかかります。社会に一度出てしまうと、そういった時間を確保するのは容易ではありません。

ボランティア休暇や有給休暇を使ってボランティアにいらっしゃる方もいますが、いつもそれが可能なわけではありません。

そうなると学生のうちということになりますが、その学生でさえもアルバイトや学業でなかなか時間を割けない人が多いです。

しかし、一度でもいいから時間をとって来て頂きたい。目で見るだけでもだいぶ違うのです。ニュースで見えてこない核心部分に触れることが出来ます。


以上2つが、東北の被災地に関わる方法だと思います。

他にも寄付などの方法もあるので、自分の可能な範囲内で色々試してみることをおすすめします。


ここに東北地方の被災地を写した写真のサイトへのリンクを掲載しておきます。多くのメディアがアーカイブを公開しています。





最後に、ボクの関わっている東北の復興支援団体を紹介します。2013年春に立ちあげた学生チームの 石巻応援団『おしか』です。

宮城県石巻市牡鹿半島の漁師さんを中心に、仮設住宅など様々な形態での支援活動を展開しています。関心のある方はメールをお寄せ下さい。運営員も募集しております。 >> ishinomaki.oshika@gmail.com

▼写真は2013年夏のボランティア時の様子です。

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