TIME before 55

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

「それ以上」を求めない現代の若者たち

Girl using laptop

いつの時代でも「若者は何たるか」が議論になりますよね。年長者にとって若者の考えること・することはわけわからないことだらけなのでしょう。それぞれの人生経験・時代背景が全く違うわけですからそれは当たり前といえば当たり前です。ある意味超えられない壁なのかもしれません。

私は俗にいう若者ですが、岡田斗司夫氏による若者の傾向分析に納得する部分があったので、同氏のブログ「岡田斗司夫なう」の岡田斗司夫の近未来日記 「Appleじゃないマック」に興味深い記述があったので引用します。

無理やりにまとめると「最近の若者は生命力が足りない」「本能が薄い」とかいう若者叩きになるんだろうけど、本当だろうか?僕の考えは違う。
食欲や性欲全体が減ってるわけじゃない。「お金をかけてでもなんとかしたい!」という”強い&継続的な欲望”が減っているのだ。

納得です。お金を掛けるくらいなら自分で一から作りなおしたほうがいい場合というのは若者の周りの環境に溢れているように思えます。しかしこれは逆説的にいうと、お金を掛けないでも済むような社会が環境として提供されているということなんですよね。

電話であればLINEでタダ電できる。インターネットだって無料のWi-Fiで繋げる。アフィリエイトを使えば外に行かなくてもPC一台で暮らしていける。そういった最低限のコストで利益を最大化できる仕組みが既にインフラとしてある世代にとって、わざわざ必要以上のお金を掛けるのはあまり知的であるとは言えません。

「生きる本能」が薄れてるわけじゃない。なによりの証拠にスマホやネット、LINEなどの「繋がり系」ビジネスは大流行だ。「繋がり」は僕たち人間の社会生活には欠かせない本能的な行為。つまり本能が薄れた、というおおざっぱな批判は成立しないわけ。

繋がっていたい反面、濃い繋がりは求めていないようにも思えます。隣に友達がいるのに画面上の友達と連絡を取り合う光景が不自然ではなくなった現代では、濃い繋がりよりもむしろつながっている事自体に満足し、それ以上の関係性を望んでいない若者が多いようにも感じます。