TIME before 55

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

アメリカの格差拡大の現状

Homeless Vet (film)

格差が拡大し続けるアメリカの現状について、わかりやすい記事があったので引用します。

 米国勢調査によれば、2010年の時点で、家族の1人以上が何らかの金銭的政府補助を受けていると答えた世帯は、48.5%に上っている。1983年には、全世帯の3割以下、1998年には約38%と、政府の支援を必要とする米国人は、増加する一方だ。現在、セーフティーネットのお世話になっている人は、全米で9100万人以上に達しており、米連邦政府の歳入の65%以上が、そうしたセーフティーネットに消えている。

 特に目立つのが、この3年間で1400万人以上増えたフードスタンプ受給者の増加ペースだ。マンハッタン・ミッドタウンの住宅街でも、中流層向けスーパーマーケットチェーン店のレジで、カラフルな星条旗のロゴマークが付いたカードをクレジットカードの読み取り機に通す人を見かけることも珍しくなくなった。

 人種的マイノリティーの低所得層が多く住む地域を避け、中流層以上のコミュニティーに店舗展開を集中させているという批判もあるドラッグストア、CVSファーマシーでさえ、ミッドタウンの店舗内に「フードスタンプ受け付けます」というステッカーが張られるようになった。

 1月の失業率が前月より0.2ポイント減の8.3%になったことなど、経済指標に明るさが見えてきたことを背景に支持率を挽回しつつあるオバマ大統領だが、単に仕事探しをあきらめた人が増え、労働参加率が減っただけという指摘も根強い。収入の落ち込みも顕著だ。1980年には全体の30%以下だった低賃金労働が、今では40%以上を占めるまでになった。

>>The Wall Street Journal:【肥田美佐子のNYリポート】米国を引き裂く「新階級間格差」が急浮上――米最新調査で