元マニラ住人の青年のブログ

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アルカイダがシリア反体制派と共闘していたことが判明、欧米諸国はどのように動くのか?

Free Syrian Army rebels fighting against Assad militias on the outskirts of the northwestern city of Maraat al-Numan, Idlib - Syria

アメリカ、フランス、イギリス、トルコ、カタール政府はこれまでシリアの反体制派FSA(Free Syrian Army/自由シリア軍)に訓練を施し、アサド政権側に対抗手段を提供してきましたが、ここにきてイラクアルカイダ(al-Qaeda in Iraq)が加わって戦闘に参加していたことがわかりました。

イラク聖戦アルカイダ組織の指導者アブ・バクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)氏はインターネット上で公開された録音の中で、アルヌスラ戦線は、アルカイダの関連組織「イラクイスラム国家(Islamic State of Iraq、ISI)」の下部組織であり、今後両組織は合併して「イラクとレバント地方のイスラム国家(Islamic State in Iraq and the Levant)」として活動する可能性もあると述べた。

アメリカ政府はヌスラ戦線(al-Nusra Front)をテロ組織に認定しているため今後もFSAに支援を続けるとなれば、自らテロ支援を行なっていることになるため、少しずつてを引き始める可能性がある。そうなればアメリカと歩調を合わせたいヨーロッパ諸国、更にはアラブの最重要同盟国であるカタールも手を引くかもしれない。

しかしもしアメリカはじめ諸国がFSAへの支援をやめても、完全にアラブ地域以外からの支援が途絶えるわけではない。ロシアとウクライナがシリア反体制派とイラクに向けて武器を輸送しているからだ。アラブ外交に関してアメリカと異なる方針をとるロシアは武器商売のためならば今後も反体制派への輸出を続け、ある程度の戦力を持ち続けることになる可能性がある。