元マニラ住人の青年のブログ

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

イケダハヤト氏はなぜ嫌われるのか - ネチズンが嫌がる4つの行動

イケダハヤト氏のプロフィール
早稲田大学卒業という学歴すら批判の対象になることも

プロブロガーのイケダハヤト氏が注目を集めている。彼は「ihayato.書店」の管理人で月に52万円もブログのアフィリエイト(※サイト上に掲載する広告で収入を得ること)で稼ぎだす人物として有名だ。「ihayato.書店」についてはサイトを見るのが手っ取り早いのだが、主として書評や論評を中心に構成されている。
そんな風にイベントや講演に引っ張りだこなイケダハヤト氏なのだが、彼を批判/誹謗中傷するネチズンも少なくはない。僕自身は彼のブログはよく見るし、優秀な書評にはいつも興味を持たざるをえない。しかも分かりやすい。

しかしその一方で彼は人間性すらも誹謗中傷されるようなことがある。それはなぜなのだろうか。ネットに散らばる批判/誹謗中傷を元に大まかに分析をしてみた。

まず一番大きい理由としてはネチズンアフィリエイト高収入への妬みがあるだろう。彼は繰り返し「ihayato.書店」上で月間PVやアフィリエイト収入を計上し紹介をしている。それが嫉妬を生み、良からぬ評価を受けていることがある。

アフィリエイトとはブログ上に掲載する広告で収入を得る行為全般のことを指すのだが、ネチズン/ブロガーはこれに憧れて自身のサイトを開設することも少なくなく、他人の成功(つまりイケダハヤト氏がアフィリエイトで高収入を得る)ことを披露されて嫌な気分になり、それが個人攻撃へとつながっているのではないかと思う。

もちろん日本にはプロブロガーはイケダハヤト氏の他にもごまんといる。しかしながらPVを紹介してもアフィリエイト収入まで公開するブロガーは決して多くはない。グラフまで掲載しているのは更に少なくなる。そうなると余計に同氏の活動は目立つようになるというわけだ。

次に行ってみよう。ところでネチズンから見ると彼は「月収52万円のブロガー」となってしまっている。そうなるとどうしても「イケダハヤトは稼ぐことしか考えていない」となる。なぜなら彼はそれで家族を養っているからだ。ブログが収入源である以上はそこに全てを依存しているとネチズンは考えるに至るのだ。

そうなると書籍をどの記事でも紹介する彼のスタイルに対して反感を抱くようになる人々も現れる。有名なのは有名子役のはるかぜちゃんのTwitterを紹介した後に書籍をアフィリエイトした時のことだ。

このはるかぜちゃんのTweetに対しては多くの賛同が寄せられ、イケダハヤト氏への非難の嵐が巻き起こった。そしてこんなTweetをする人まで現れる始末。



ここで落ち着いて考えたいのははるかぜちゃんを紹介したからといって、そこで何をアフィリエイトするのか/どの書籍を紹介するのかは彼の自由だということだ。ここでは道徳/常識が問題になる必要はないということだ。

ブロガーは公序良俗を見出さない限りは何を書いても良いわけだし、表現活動に限界を設けるべきではない。ここではつまり社会的な表現の自由への侵害が起こっているにも等しい。

3つ目に考えられる理由がTwitterのブロックだ。イケダハヤト氏は誹謗中傷を行う人のTwitterアカウントをすぐにブロックすることがあり、これも誹謗中傷の対象になる。一般的にブロックをする時というのは余程鬱陶しい時であったり、精神的に害を及ぼされた時になるのだろうが、彼はあまりにもブロックを連発するのだ。

しかしそれ自体も批判される理由はない。ブロック機能は使うために存在しているのだから、ユーザーは何をしようとも自由だ。人の行動に口を挟むことこそ常識ハズレと言うべきだとは思うが。

そして最後が彼のプロ意識が調子に乗っているだけと勘違いされていることだ。イケダハヤト氏はプロブロガーである以上、言動にはわきまえており読者を強く意識してブログを書いている。そこで出てくるのが「自分はプロであってアマチュアではない」という意識だ。

これはイケダハヤト氏のみならず、一般的にプロと名のつく人々は多く共通して持っていることだろう。もちろん何をプロとして定義するのかは難しいが、名乗る以上はそこに一定の社会的責任が生まれるわけで、自分の社会的地位を上げたいがために名乗るわけではないのだ。自由には必ず責任がつきまとう。これは社会の常識だ。

話に戻ろうと思う。とにかく彼は「プロであること」を包み隠さず披露する。それが一般的ではなく「奥ゆかしく慎み深い」日本人の像に合っていないから非難を受ける。

別に名乗ることは悪いことではないし、名乗ることで生まれるのは利益よりもリスクの方が多いだろう。プロとして活動することである一定の社会からの監視が出てくるし制約が生まれることもあるだろう。

そのように考えるとイケダハヤト氏は自らの身を切ってプロとして活動しているのだ。そこまで本人は意識していないかもしれないが、結果としてそういった形になっている。それが非難されるのはプロとしてある以上仕方がないことかもしれないが、礼を欠いた行為ではある。

彼を誹謗中傷するネチズンが持つべきなのは、才能ある人を素直に評価すること、そして誹謗中傷しないことだ。そんな当たり前のことができない人々が多くいるのだ。


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