元マニラ住人の青年のブログ

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

セカイノハテマデ

Black

あなたはテレビ越しにアフリカの貧しさを見る。

あなたは悲しみ同情するであろう。あの子達はかわいそうだ、と。

そこで次の日にUNICEFの募金箱に500円を入れる。これで良いんだ、と。

500円はワクチンになるのか給食に変わるのか、わからない。

現地には駐在員がいる。

そこではおびただしい数の難民と戦争の負傷者が肩を寄せあって生きている。

彼等は知っている。途上国の人達が支援をしてくれていることを。

しかし彼等は思う。なぜ私はこの状況から逃れられないのか?


日本。首都 東京。


ここには難民キャンプなど見る影もなく、毎日スーツを着たサラリーマンが改札を通りぬけ、混雑した電車に乗る。

私たち日本人は皆同じ存在だと思っている。つまり恵まれていると。

私たち日本人は、日本には貧しい人はいないと思っている。

目の前にいないから。自分の仲間がそうでないから。学校で教わらないから。

でも日本には難民問題も貧困もある。見えないだけで、存在する。

彼等こそ「見えない人々」だ。

自分達は恵まれた先進国に住んでいることを自覚している。政府によって生活を補償されている人も少なからず存在する。

しかし彼等は思う。なぜ私はこの状況から逃れられないのか?