TIME before 55

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

プーチンの大統領選勝利は公正だったか (1)

putin

 

昨日、ロシアのウラジミール・プーチンが、メドベージェフ大統領の後任として当選した。

しかし当初から投票による不正は国内外から疑われ、国内では大きな市民運動としてうねりを起こした。

 

その動きがロシア全土に広がることを恐れた彼は、選挙直前に投票所への監視カメラ設置を公約。全国の投票所の天井にカメラを埋め込み、Webサイトでも一年間の間は誰でもアクセスできる仕組みを作った。

その映像のデータ量は500年分にも上るという。

 

しかしながら、反対派は「不正が行われるのは投票のあと。開票の様子が映し出されていなければ意味がない。」として、監視カメラの設置の無意味を主張した。

そして票を集計してみると、プーチンが勝利していることが判明した。


日本のマスメディアはこの勝利を「監視カメラが功を奏した」と報道したが、海外では国民にかけられた体制派への投票の強制があったことを報道している。

 

その中の一つ、Global Postの記事を以下に和訳・引用した。

 

 

決選投票を避けるために50%の票を確実に獲得することは、選挙を不正操作せずには不可能だと専門家は述べた。

 

約20%の有権者は「政府系資源(administrative resource)」として知られているところから来ている、と政治分析家で「人権のための大統領会議」のメンバーである」Dmitry Oreshkinは言う。

 

それらは、プーチンプーチンの部下に報告する監督の政府系資金組織の労働者からの票か、票を無理やり入れる様な投票不正の援助だとOreshkinは言った。

 

国の労働者は法律でプーチンに投票するように要求されることはない。しかしながら、時に明白に、彼らの忠誠を政府に示すために、プーチンに投票するようにする暗黙の圧力があった、と述べる分析家もいる。

 

メディアの報告によると、プーチンに投票しなければ解雇するとして、教師に投票するよう圧力をかけた学校もある。

 

ドゥーマ(ロシアの国会に当たる議会)の副議長で、プーチンの対立候補の正当である「公正なロシア党(A Just Russian Party)」の党員であるIvan Grachevは、15%のプーチン票は「政府系資源」から来ていると述べた、とKommersant紙は報道した。

 

「決選投票をするには国にとっては便利だろうが、起こることはないだろう」とGrachevは日曜日にKommersant紙に語った。

 

先月、プーチンは、決選投票をする用意があるが、それは国を不安定にすることになるだろう、と述べている。

 

ボロネジ出身のPetr Savropov26歳は、12月4日の議会選挙の後、誰が真実を語っているのか見たかったと語った。

「国を不安定にするために全てがでっち上げられたのか?」Savropovは言う。彼は金曜日にロシア北西のボロネジの投票所を観察するためのモニターにサインインした。

※筆者注:投票所のオンライン監視モニターを利用するには事前にサインインしておく必要があった。

 

モニタリングを増やしたにも拘らず、ひょっとしたらそのせいかもしれないが、投票操作の報告は広がった。

 

Golos(モスクワに拠点を置く独立系選挙監視組織)は、5000の投票不正について、全国規模であると訴えた。伝えられている不正の最大の事件は「投票の循環(voting carousels)」か、投票者がバスで投票所から投票所へと不投票者の票を持って周っている時だ。

 

4つの選挙モニターが、選挙不正の歴史と共に冷徹なモスクワ郊外のZheleznodorozhnyの市庁舎で選挙不正の投票者が警察に叩かれているのを捉えた。

 

GolosのElizaveta Klepikovaは、彼女らが見ていた投票所を立ち去るように言われたことについて説明するために来た後、男の集団が彼女を殴り、3人の観察者が政府庁舎に入っていったと話した。男らは、市庁舎に入った後にドアを閉めた警察によって中に入ることを許されていたので、男らは私服警官ではないかと彼女は疑った。

 

彼女は首を殴られ、メガネは半分壊れた。彼女は男らに写真で撮られたと言った。

 

Prokhorovの選挙委員会のモニター監視を担当していた2人のボランティア Anton Ivashchenko とEldar Dadinは男らが彼らを殴り、それから車に押し込み、解放するまで車で引き回したと言った。ラップトップ(ノートパソコン)を含む彼らの所持品は没収された。

 

Golosは警察による暴行と伝えられている苦情をまとめることを計画している。

 

インターファックスの報道によると、警察はいずれの暴行も知らないと述べた。

 

>>Global Post:Vladimir Putin wins again in Russia. But did he cheat?

 

(2)へ続く