元マニラ住人の青年のブログ

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

ベトナム:シクロでぼったくりに遭った時のかしこい対処方法!

Cyclo (II/2009) - Director's cut! 

ベトナムカンボジアで見かける、前に椅子を置いた自転車タクシーの「シクロ(Xích lô)」。特徴的な形で、見た時にはつい乗りたくなりますよね。 

でも東南アジアでよくあるのが、タクシーのぼったくり。つまり通常よりも値段を高く請求されることです。シクロの運転手はこちらが観光客だとわかるので、私達は高い値段を払ってでも乗ると思って平然と高値をふっかけてくることがあります。 

そんなときにはどうすれば良いのでしょうか?対処法を知って、安心してシクロに乗れるようにしましょう。
これはベトナムのシクロのみならず他の国のタクシー系の移動手段にも当てはまると思いますが、対処法としては「強気に出る」です。

これは、私がベトナムの古都フエ(Huế)で実際に経験したことです。

私は友人とHuếの中心にある王宮の遺跡を目指していました。その日は日照りが凄まじく、わずかな距離でも歩くのは体にしんどかったのを覚えています。

そんな時に通りかかったシクロのおっちゃんの声に惹かれ、乗ることになりました。僕達はそれまではそういった自転車系の乗り物を避けていました。というのもボッタクリに遭いやすいのを知っていたからです。

しかしその日は凄まじい暑さであったので、どうにかなるだろうという思いでシクロに2人で乗ることになりました。予想通り、当初は高い値段をふっかけてきたものの、1ドルで目的地まで連れて行ってくれるということで値段交渉が成立し、乗せてもらうことになりました。

彼は60代と僕達よりもはるかに年上でしたが、この暑さの中ふたりの若者を連れて行ってくれました。あの細い体の中にどんなエネルギーがあったのだろうかと不思議になります。

途中お店で大音量の音楽がかかっていると腕をふってダンスの真似をして僕達を笑わせてくれ、楽しい時間を過ごしました。僕達はすっかりそのおじさんと仲良くなったつもりでしました。

しかし途中出身国を尋ねられ「Japan」と答えたためにナメられたのか・・・・、最後に高値をふっかけられました。10ドル分の料金を請求されたのです。

ベトナムは1ドルで2万ドンなのですが、20万ドンを請求されたのです。やられた、とその瞬間思いました。ベトナムは物価は安いのですが1ドルが2万ドンもするように数字が大きいので、それに乗じて騙してくる人は少なくないのです。

僕は言われた額を瞬時に頭で計算し、値段交渉をした額の1ドルが10倍で請求されていることを分かりました。

そのような経験は初めてで、シクロのおっちゃんも平然とした顔で請求してきましたが、こちらも毅然とした態度で初め言った額と違うことを伝えました。しかし彼は首を振り、「いや20万ドンだ」と言うのです。

彼は表情ひとつ崩さずに言ってきましたが、こちらもおかしいと指摘します。しかしそれでもなかなか向こうは納得してくれないので(納得も何も向こうは吹っかけてきているのですから)、こちらは早口の英語でまくしたてました。

一般的にシクロの運転手は、あまり学校に行っていない人が多いためか英語が最低限しか話せない人が大多数です。値段とどこに行くのかぐらいしか話せない運転手が多数です。そのため僕も初めは彼が分かるようにゆっくりと英語を話していました。

しかし向こうが話を聴く気がないのをわかると、強く出なければダメだと思い早口で反論をしました。もちろん彼はそれをわかるわけがないのですが、最終的にそれで押し通すことができ、一番最初に値段交渉した通り1ドルを突き渡してその場を後にすることが出来ました。

シクロのおっちゃんはと言うと、「早く何処かへ消えろ!」とでも言うように手を邪魔そうに振っていましたが(もちろん向こうはマジギレしています)、こちらは正しいことをしたまでなので悪くはありません。

そう、ここから学んだことは「まくしたてて強気に出れば、なんとかなる」ということです。

シクロとしては弱気でお金持ちな外国人、つまり彼の場合は日本人(笑)をターゲットにしているわけですから、強気に出てこちらが請求額以上支払う気はないことを強くアピールすれば良いのです。

実際、日本人は「何も反論しない国民」と考えられている場合もありますから、国籍を訊かれた場合は違う国籍を言うのもひとつの手かもしれません。そうすれば初めからナメられてふっかけられる可能性も減るかもしれません。

ちなみに僕は嘘はつきたくないので正直に日本人と答えます。ぼったくられそうになっても、毅然とした態度で挑むことで解決できます。理由は単純です。日本の代表として、また日本人としての誇りを持って、世界に出て行きたいと思っているからです。