元マニラ住人の青年のブログ

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

ボク達は外国人と無縁には生きていけない

""Multiplication Is for White People": Raising Expectations for Other People's Children," by Lisa Delpit

あなたは外国人に対してどのような印象を持っていますか?

犯罪者が多い? 日本のことが好き? 明るい?

日本には様々な形で生活している外国人がいます。留学生、定住者、出稼ぎの労働者、難民・・・・。

もしあなたは外国人に対して否定的な感情を持っていたとしても私はそれに対して反論することはできません。なぜなら何を考えようが、それは個人の自由だからです。

しかし、それと在日韓国・朝鮮人の排外を訴える『在日特権を許さない市民の会(在特会)』のような人種差別主義者の訴えるものは話が違います。今回の記事ではそこについて考えてみようと思います。

外国人を排斥しようとする動きは江戸末期のペリー来航から本格化しました。それまでにも長崎の出島に外国人が出入りすることはありましたが、黒船来航を契機にして街中で多くの外国人が歩くようになり、それと同時に攘夷運動も起こるようになりました。

生麦事件という言葉を日本史で習って覚えている方もいるかもしれません。大名行列が来ているのに脇道にそれずに道の真中を馬で歩いていて「無礼者」とされた外国人が斬りつけられた事件です。

あれはほんの一例に過ぎませんが、江戸時代の攘夷運動に始まり現在の在特会による排外デモまで、日本では歴史的に外国人に対して反発をする運動が起こってきました。

しかし現実は既に違ってきています。いくら外国人を排除しようとしても、あるいは嫌ったとしても、もうそれを実現するのは夢物語のような話になっているのです。

松屋に入れば店員さんは中国人か韓国人ですし、街を歩けば外資系企業の看板がどこにでもあります。もう現実は「日本人だけの日本」ではなくなっているのです。

厚生労働省による平成21年の資料を見てみましょう。

(1) 外国人労働者を雇用している事業所数は95,294か所。
(2) 外国人労働者数は562,818人。
(3) 国籍別外国人労働者数は、中国が最も多く249,325人で、外国人労働者全体の44.3%。
次いでブラジル、フィリピンの順で、それぞれ104,323人(同18.5%)、48,859人(同8.7%)。(別表1)
(4) 外国人労働者を雇用する事業所及び外国人労働者は、ともに東京都が最も多く、
全国に占める割合はそれぞれ23.9%、24.7%。外国人労働者は、以下、愛知、静岡、神奈川の順に多く、
この4都県で全体の約半数を占める。(別表2)
(5) 産業別にみると、外国人労働者を雇用する事業所、外国人労働者ともに、製造業が最も多く、
全体に占める割合はそれぞれ33.0%、38.9%。(別表4)
(6) 事業所規模別では、「50人未満の事業所」が最も多く、外国人労働者を雇用する事業所の61.9%、
外国人労働者全体の41.9%を占める。(別表8)
(7) 労働者派遣・請負事業を行っており、外国人労働者を雇用している事業所は16,300か所で、
事業所全体の17.1%、当該事業所に就労している外国人労働者は162,525人で、外国人労働者全体の28.9%。
(別表4)

引用元 >>
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r985200000040cz.html


事業所別に見て、全国で2割を超えています。つまり日本の労働市場の2割以上は外国人によって支えられているということになります。これだけの数によって日本の経済は支えられているということは、もし仮に彼らがいなくなってしまうと日本社会は回らなくなってしまいます。

また、この統計が平成21年であることを考えると、現在の数は更に増えていることが予想できます。外国人の日本経済への影響力は過小評価できない程の段階に来ているのです。