TIME before 55

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

一風変わったフィリピンの教会のミサのスタイル

フィリピンはキリスト教カトリックの国として知られています。東南アジアの中での唯一にキリスト教国です。国民のほとんどがキリスト教徒で、残りはミンダナオ島や首都圏マニラにいるムスリムです。

国民のほとんどがキリスト教徒のため、首都マニラでも田舎(Province)でもどこに行っても教会を目にします。私が住んでいる場所の近くにもIgresia Ng Kristoというキリスト教の一宗派の教会がたくさんあります。特に日曜日は多くの人が教会のミサに参加し祈りを捧げます。
そのため普段は交通渋滞が激しいマニラでも日曜日には人々が教会に行くため車の流れは止まり、「外出するなら日曜日」と言われています。実際に車で道を走ってみると普段は渋滞で30分ほど掛かる場所が10分で通過できることもあります。

日曜日は地球を創造した神様が休んだ日として聖書「創世記」に書かれています。そのため人々は長くても6日間働き、日曜日には体を休め教会のミサに参列するのです。

私のホストファミリーも毎週日曜日にはミサに参加するのみではなく、教会のミサの前の賛美歌を参加者の前で歌うバンドに歌い手として参加もしています。これらはボランティアで教会への奉仕活動の一環としてフィリピン人は行っているのです。

ミサの流れは場合によって異なりますが、私達が毎週日曜日に行っているVCAという教会では次のようなものが一連の流れです。まず最初にバンドが賛美歌を演奏し参加者もそれに合わせて一緒に歌うところから始まります。30分ほどそれが行われた後には神父さん(Pastor)が聖書を引用しながら説教を行います。参加者達はそれに合わせて自分の心に響いた部分があると同意を示す「Amen!」と言う人もいます。そして神父による説教が1時間ほど行われた跡には再びバンドの演奏が入りミサが終わります。

日本人の中にはクリスチャンは割合としてはそれほど多くはなく教会というと馴染みがない人も多いかと思いますが、日本でもフィリピンでも教会というのは厳かであったり堅苦しい場所ではなく、歌があり参加者が盛り上がる場でもあるのです。

フィリピン人は感情表現が豊かなので、式の最中で感情が溢れて座り込んでしまう人や泣きだしてしまう人は珍しくありません。日本のミサではめったに目にしない光景ですが、フィリピンの教会では日常茶飯事です。特に情熱的な神父やバンドのメンバーが聖書の教えを引用して話す時にはそのような光景がよく見られます。

フィリピンに来る際にはビーチやリゾートを回るのもいいですが、教会のような地元の人々が集まる「フィリピンらしさ」を感じに行ってみるのもいい選択肢だと思います。