元マニラ住人の青年のブログ

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

冬の石巻にやってきました

12月29日早朝に宮城県石巻市に到着しました。

バスから降りると一面の雪。あまり積もらないと言われている石巻なだけあって、積雪は1~2cm弱ですが、やはり底冷えのする気候。東京から来たばかりのボクにとってはなかなか応える気温でした。

そうはいっても少し日が出てくるとだいぶ変わってきました。温かい日差しが体を温めてくれ、気温は寒くても風も温まって、心地良くも感じられるほどに。

9時台を過ぎると日差しに当たるだけで体の中から全体にまでそれが渡っていくのが感じられました。

Facebookであとでわかったのですが、6時半から「日和キッチン」が空いていたのですがお店の名前が思い出せず、入ることはかなわず。結局、旧北上川の中瀬をスーツケースを引きながら歩いていました。

石ノ森萬画館の従業員の車がやってくる中、ボクはひとりでPodcastを携帯電話で録音しながら時間の変化を楽しんでいました。

今はあいとぴあ通りにあるレトロな喫茶店「加非館」でブレンドコーヒーを飲みながらMacBook Proを開いています。今は速度規制のかかったAndroidLTE通信でテザリングをやって発信をしています。これがなかなか遅くて苦しい。でも「石巻時間」を快適に過ごすにはこれくらいの辛抱は当たり前。

開店10分前に入れてもらって本を開いていると、地元の中高年の方が入店し、お話の場になりました。石巻にいていつも感じるのは、東京と違って地理的に政治の府から遠いからか、ここではあまり政治を意識させられません。

東京の都市部は地元の縁が薄まっているので自分をつなぐ輪が政治や他のコミュニティになりますが、こうしたところでは地元の結びつきが本当に大きいので、それを気にする必要すらないのかもしれません。

日本の政治の舞台では東北地方の復興が大きな論点となっていますが、その焦点であるこの街ではそれを全くと言っていいほど感じません。中央が色々と意見を交わしているだけで、地元ではそれを冷静に見ている気がします。

政治では理論と理論のぶつかり合いですが、現場では理論の前に現実を見せられるわけです。それを目の前にすると議論は全てが吹き飛びます。今をいかに改善するか、10年後をいかに現在の延長線上に持っていくか、これが大事になるわけです。

石ノ森章太郎の街」として観光をしている石巻市ですが、そこまで観光客は多いわけではありません。こうした昔ながらの喫茶店には地元の方が多く集まるのかもしれません。

夏以来の石巻弁を耳に挟みながら、午後から始まる色々なことを考えています。ひさしぶりに会う漁師さん、元気な80代のおばあちゃん。年末にいい思い出を作れそうです。