TIME before 55

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

家入一真さんに見る新しい選挙運動のカタチ (2) 「ぶっちゃけ、ぼくに票をいれなくてもいい」

前回の記事家入一真さんに見る新しい選挙運動のカタチ (1) 「本当の意味でインターネットを使った選挙戦をやった人はいない」 では都知事選候補者の家入一真さんの選挙手法について分析をしました。

今回もイケダハヤトさんの記事から、彼の選挙について考察を進めてみようと思います。


今回はたまたまぼくだけが30代だけど、もっと若い人が出てもよかったと思うんです。ぼく自身も、他の若い子が出ていたら、選挙に出なかったと思うんですよ。

…まぁ、そんなことぼくが偉そうに言ったって、とりあえず票数がないと説得力もないので、ここはなるべくムーブメントにしていかないといけないと思ってます。

ぶっちゃけ、ぼくに一票を入れなくてもよくて「今回の選挙で若い人の投票率があがったね」と言われたら嬉しいですね

どうせ若い人は選挙いかないじゃん、というのがむかつく。うん。細川さんが「若いのに偉いねぇ」と言ってくれたんですが、そう言われている時点でダメなんです。ぼくも選挙いかなかったけど、そのくらい政治を身近なものにしたくて、出馬してますね。

この発言から考えると、家入一真さんの出馬は都知事選への当選のみならず若い世代への選挙の啓蒙にあったように読み取ることができます。

30代で唯一の候補なだけあってネット市民全体の注目度は高いですが、そういった政治への関心がきっかけになり他の候補の政策をみて、日本全体の政治に興味を持つ人々が増えていくかもしれません。

難しい言葉を並べる演説、街宣活動、彼の言葉を借りればどれも「伝統芸能」ですが、どれもそういった運動をすること自体が目的化してしまっているのも現実です。有権者に言葉を訴えることよりも「候補者らしさ」を出すことに終始していないか。

有権者に外見を見せつけてそれで票を得ようとしていないか。彼の運動を見ているとそのような思いも透けて見えてきます。

実際、彼は出馬会見こそ堀江貴文さんという超有名人と共に行いましたが、今はもうTwitCastingやTwitterで地味に発信を行っているだけです。しかしその「普通っぽさ」が若い世代に受けているのです。

外見よりも候補者の本質を見ること。これを若い世代は欲しているのだと思います。

背広を来てマイクを握るだけが選挙運動ではないと彼は訴えかけているのでしょう。

>> 「ぶっちゃけ落ちると思うけど、どうして出馬したんですか?」:都知事選候補・家入かずま氏をインタビュー : イケハヤ書店

家入一真さんのTwitCasting