元マニラ住人の青年のブログ

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

日本で働くとはどういうことか。なぜ仕事のストレスが溜まるのか?

Stress Siren. 

アジアを二ヶ月旅して、僕は色々な「働く人々」を見てきました。レストラン、商店など様々な場所で人は働いています。

ベトナムでは昼間なのに暑さのためか仕事らしい仕事をしている人はいませんでした。ミャンマーでは商売っけがあるのはタクシーの運転手くらいでした。

アジア5カ国を周りましたが、どの国も日本のように鬼のように働いている人はいませんでした。ひとりも。

日本もそうですが、アジアでも銀行員はそれなりの学歴のあるひとでなければ就職できないらしく英語が話せたり丁寧な対応のできる人に限られているようです。しかしそんな彼等でさえも、日本のようにセカセカと仕事に取り組んでいる人はいません。

お客さんがいくらいても彼等は彼等のペースでのんびりと仕事をし、お客さんがいなくなるとカウンターの下でケータイをいじり始め、それが終わるとまた仕事に戻ります。

これが良いか悪いかは別として、彼等は仕事の中でも自由を与えられて自分の業務に取り組んでいるのです。上から特別ノルマを課されている様子もありません。だからストレスはないのでしょうし、のびのびと仕事ができるのでしょう。

牛丼チェーンに行くとお客さんと店員さんの数が明らかに不釣合いで、店員さんがひとりで動き回っている場面はよく見るかと思います。人件費をけずって一円でも多くの利益を上げる。そのために従業員の負担を増やすのです。その結果がニュースにも出た、ストレスに起因する自殺なのです。

アジアの場合は逆でした。明らかに店員さんの方がお客さんに対して多い数があり、みんなで楽しくワイワイやっています。仕事がある時はもちろん動きますが、日本のようにキビキビと1秒でも早い対応が求められるわけでもなく、のんびりとやっています。やることがない時には近くの店員さんとおしゃべりをします。

これはむしろあってしかるべき姿だと思うのですが、日本の場合は常に動いていることが良しとされます。小さなミスでも、働いている姿をお客さんに見せつけ店の印象を良くする。中身よりも外見を大事にしていますね。

そしてお客さんを重視するあまりに従業員はなおざりにされます。労働時間を伸ばされたり理不尽な要求を上司からされたり。働いていて楽しいわけがありません。それが積もりに積もった結果、「辞めたい」「仕事に行きたくない」と思ったり過度なストレスを抱えることになるのです。

また、労働時間も大きな問題です。

日本社会は働く時間が余暇の時間を圧迫し、生きるために働いているのか、働くために生きているのかが分からなくなっている状態になっています。残業は当たり前だし、家族の用事で仕事を休みたくてもなかなか休ませてもらえない。

自分のため家族のために仕事というものはあるのに、それがいつしか会社のために仕事をするようになっている。これはおかしいと思います。