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TIME before 55

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

国によって英語のアクセントは違う。みんな違って、みんないい。

YouTubeを開くごとにこの動画がトップに毎回出てくるので(もう何回も見てる)、是非みなさんにも見てもらいたいと思いました。

この動画はある女の子が英語のアクセントを21の国の雰囲気で発音するもので、日本を含めてオーストラリア、メキシコ、インドなどいろいろな国の発音が紹介されています。まずはご覧下さい。

21 ACCENTS

 

僕は実は2014年の夏に50日間かけてアジア5カ国を回るというバックパックをしていたことがありました。ベトナムから入国し、ラオス、タイ、ミャンマー、インドと周りました。

東南アジアを周ることは危険でしたが(と言うよりも日本という国から外へ出る時点で相対的に危険は伴いますが)、私は何としてでもゆっくりと外の国を見てみたいという思いに駆られていました。

 

 ここで今「ゆっくりと」と書きましたが、実はこの以前にもインドにスタディ・ツアーという名前でNGOで活動をしていた際にインドの現地事務所を視察しに行ったいたことがあります。この時には集団で行き、行程も決められていたので自分で回りたい場所を周るというわけにはいきませんでした。

そこで今度は自分で計画を立ててバックパッカーとして旅に出ることにしたのです。2012年に震災ボランティアをしていた際に出会ったNくんを相棒にし二人で東南アジアの地に乗り出して行ったのです。

 

バックパッカーで一番大変だったこと

まずぶつかった壁は言語は通じないことです。私は苦労して勉強した大学受験で培った英語力のおかげで基本的な意思疎通はこなせるようになっていたのですが、まず一番最初に降り立ったベトナムでかなりの苦労をすることになりました。

予算もあまりなかった僕たちは当然携帯電話のローミングもしていなかったので現地でのインターネットはユースホステルWi-Fiのみ。現地を歩く際にはスマホにインストールしたオフライン地図アプリを使って歩いていました。

 

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GPSを起動することで大体の現在地を捕捉することはできていたものの、首都ハノイでは入り組んだ道が多く、どうしても現地の住民に尋ねないとわからない部分が多くありました。しかしながら現地の人たちは英語がわからない。

まるで日本人と同じ反応で話しかけると手を横に振られてしまいます。親切な人は教えてくれるものの、言葉ではなくいわゆるボディ・ランゲージでの対応なので案内されても分かる内容は「まっすぐに行ってそのあと右」くらいで、ものすごく抽象的な内容でした。

 

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結局ユースホステルの中の人しか英語を流暢に話せる人がいないことがわかり、結局案内も「地球の歩きかた」に頼るといった極めて原始的な旅になっていました。これと全く同じことがラオスとタイでも起き、結局まともに英語を理解してもらえたのはミャンマーとインドだけになりました。

 

インドで僕の耳に起きたこと

 

こちらの言っていることを理解してくれるとはいえ、彼らがわかりやすい英語を話すということではありません。

ミャンマーは良かったものの、インド人の英語はあの有名なヒングリッシュと呼ばれるほどのものすごい訛り方、そして乱れる文法。初めて聞いた人は、一瞬英語を話していることを疑いますよね。

下の動画はモディ首相の英語での演説です。さすがに一国の首相というだけあってインド人水準よりははるかにわかりやすい発音ですが、それでも理解するのは難しいです。。。


Australia visit: PM Modi delivers full speech in English

 

私はインドに10日間滞在したので、このヒングリッシュと10日間戦うことになったわけですが、最初はわかりにくかったものが次第に理解できるようになった瞬間がありました。

文法も発音もネイティブとは懸け離れた英語を話す彼らですが、だいたい滞在から1週間ほど経った時だったでしょうか。耳が慣れてきて、彼らが何を言いたいのかがよく理解できるようになってきたのです。

人間の耳の力というものは本当に優れていて、初めは英語に聞こえないものでも慣れていくうちに言葉を聞き取れるようになっていくものなのです。

 

そんなこんなで結局インド英語をきちんと理解することができるようになり最後には親しみまで感じるほどになりました。

 

発音は大事、でもネイティブにならなくていい

外資系企業に勤めなくても、あるいは社会人として働かなくても外国人観光客の増加などで英語に触れない環境に住むことは今後不可能になりつつあります。

多くの日本人が英語を苦手とする中で彼らに共通するのはなんなのでしょうか。それは完璧を目指しすぎていて自分の英語に自信が持てないのだと思います。

 

例えば関東近郊にお住いの方であれば浅草に行ってみてください。仲見世商店街では完璧でないにしろ外国人観光客とお店の人が英語で話しています。彼らは決して若者ではありません。主に40,50代が中心で60にもなりそうなおばちゃんが英語を話している時もあります。

大半の方の英語は当然ネイティブに近い発音をしていませんし、文法も完璧ではありません。しかしそれでも会話は可能なのです。

なぜなら彼らは毎日外国人観光客と話すことで自分の英語に自信を持って堂々としていられるからです。

 

インドも、のちに滞在することになるフィリピンも英語が公用語の国ですが、決して彼らは文法・発音に忠実に話しているわけではありません。語学留学先として有名なフィリピンではありますが、英語をネイティブのように綺麗に発音できる人は一握りです。

しかしながら話しかければ誰しも英語で返事がもらえます。文法が間違っていたとしても彼らはそこまで気にしません。伝えるということ自体が大事だからです。

 

日本の英語教育が会話を軽視し実践的ではないといったことは昔から言われていることですが、これから英語を直そうという人にとってそう言った議論は何の役にも立ちません。

まずは文法を気にせずに、伝えることを頑張ってみてください。伝わらなければ何度もチャレンジして、それでもダメだったら紙に書いてみてください。紙に書けば必ず伝わります。そしてそれをきっかけに英語の勉強の方法を見直してみるといいでしょう。

 

例えばFacebookで気軽にあったこともない人に友達申請してみる。アジア系の人ならば見知らぬ人でも大抵承認してくれます。そこから自己紹介をして行ってお互いネイティブでない人同士で思いを共有して、切磋琢磨して勉強をするのも悪くないでしょう。英語のPodcastを聞くのもお勧めします。

まずは一歩踏み出して、勇気を出してみることをお勧めします。