TIME before 55

頭良くないし機転も利かない。でも夢の大きさは誰にも負けない。

Oreo社が見せた「想定外を想定するチカラ」

Oreo Cookie Girl

世界で一番人気のあるクッキーOreoを生産するOreo社がアメフトの祭典Superbowlの際に行ったキャンペーンが話題になっています。これは「不測の事態が起こっても準備をしておくことで乗り越えることは可能だ」という教訓を生み出し、取り上げられています。


2月3日夜、全米の視聴者がSuperbowlを見つめる中、30分間の停電が起こりました。見られなくなったテレビの前のファンもそうですが、困ったのは試合の合間にCMを流すスポンサー企業。Oreoもそのうちのひとつでしたが、TwitterであるTweetをしたことで注目を集めたのです。



Power out? No problem.(停電?問題ないさ)と書かれたTweetには画像が添付され、「暗闇でもクッキーを(牛乳などに)浸すことはできる」と書いてあったのです。その後これが話題になり、CMを放映せずして全米の注目を集めることに成功したのです。これによって15万以上のReTweetが得られ、この宣伝がネット上に拡散していったのです。

 その答えを得るため、米CNETもOreoにコメントを求めたが、スクープを手にしたのはBuzzFeedだった。その答えは、Oreoの代理店である360iが利かせた機転にあったようだ。

360iのプレジデントであるSarah Hofstetter氏はBuzzFeedに対し、「Oreoと360iは当社のオフィスに管制センターを設置していた。そして、停電が発生したとき、チームはそれを好機ととらえた。Oreoチームが現場にいたので、承認を得て、数分で公開するのは簡単なことだった」と述べた。

Oreoは「Cookie or Creme(クッキーがいいか、クリームがいいか)」と尋ねる通常のテレビコマーシャルを既に放送していた。しかし、停電が発生したときに、同社はソーシャルメディアも利用する準備ができていた。

「重要なのは、すべてが変わったとき、想定外の事態が発生したときに何が起きるかということだ」(Hofstetter氏)
鍵となったのは何か。Oreoの幹部陣が部屋に待機し、いつでも引き金を引ける状態にしていたことだ。

物事を計画し行動に移すことは決して難しいことではありません。しかし不測の事態に備えて、事態が急変した時にうまい対応をできるかどうかが試される時なのでしょうね。想定外を想定し、全てのパターンに対応していてこそ、本当のエンターテイメントは実現するのかもしれません。

<<引用>>
CNET Japan "「オレオ」クッキーのツイート、スーパーボウル停電で話題に--マーケティング代理店が語る舞台裏"